“鶴舞う形の“群馬県の桐生市出身。
群馬県立太田高等学校卒業後、新潟大学医学部に入学してから26年間新潟で暮らしています。2002年に医師となり、新潟大学精神医学教室に入局。児童発達精神医学グループに所属し、2006年に愛知県立あいち小児保健医療総合センター心療科にてレジデントとして従事し、発達障害全般の治療及び被虐待児への医療的対応や地域包括的ケアの重要性を学びました。
また2009年から2014年にかけて、新潟県立精神医療センター児童精神科病棟長として不登校や引きこもり、児童思春期の精神疾患への入院治療に従事しました。
2014年からは新潟県内初の発達障害専門クリニックである新潟こころの発達クリニックのオープニングから勤務し、7年間で約4400名の患者様を診察させていただき、当分野の需要の多さや必要性を強く実感しました。その診療のなかで新潟市のクリニックに県内の様々な地域から患者様がご来院いただき、上越や中越地区、中には県外から長時間かけて来院されるケースも少なくなく、需要の高さがある一方で、専門性の高い当分野の医療的供給がまだまだ足りていない現実を目の当たりにしました。今まで計6年間、精神医療センターのある長岡市で勤務し、平和や復興の象徴である長岡花火や教育や子育てに対する米百俵の精神の根付く土地であるとともに、河井継之助や山本五十六など人を惹きつける魅力のある先人達の出身地である長岡にとても魅力を感じ、以前から長岡の土地で働きたいという気持ちがあり、この度縁とタイミングがあって、開業させていただく運びとなりました。
新潟県の”へそ”である中越地区に発達障害専門クリニックを開院することで当分野の新潟県地域全体のニーズに応えられるよう全力で頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。
長岡こころの発達クリニック 院長
田村 立(たむら りゅう)
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